全国のSS情報を網羅する、ウェブサイト「gogo.gs」。㈱ゴーゴーラボが運営する、日本最大級のSSデータベースだ。SSの情報をリアルタイムに発信し、平均・10秒に1件の情報投稿がある。登録されるSSは約2万8000店、会員数は約40万人におよぶ。（取材時点）

SS事業者は、サイトに加盟・登録する事によって、SS自身がマイページを持ち、多種多様な情報を、全国のドライバーに訴求する事ができる。

今や全国SSが「gogo.gs」を活用し、デジタル販促を盛んに行っている。その実例を紹介したい。

カメイが実践する gogo.gs活用法

東北を中心に全82SSを運営する、カメイ。同社のほぼ全てのSSは gogo.gsでマイページを持ち、PRを強めている。

さらに同社SSのマイページには、「自社広告（カメイが自ら発信するもの）」が、各3カ所設置されている。

「コーティングや鈑金、さらにはLINE会員の訴求など、オーダーメイド感覚でSSのマイページを作らせてもらっています」と話す、同社・カーライフ事業部の鈴木健太係長。

同社のgogo.gs活用法はそれにとどまらない。ゴーゴーラボに依頼して、自社オリジナルのカーケア予約サイト「ぐっと楽」を立ち上げたのだ。

「『ぐっと楽』は、当社独自のウェブ予約システムです。洗車でもタイヤ交換でも、車検や鈑金の見積もりでも、全油外サービスがお客様自身で、簡単にネット予約して頂けます」

同SSの八島卓也店長も「目に見えてネット予約が増えています。特に多いのはタイヤ交換と手洗い洗車。コロナ禍という事もあり、お客様への100％のお声がけは難しい。その点『ぐっと楽』を訴求すれば、それだけネット予約を促進できるので、注力しています」と続ける。

同SSでは、スタッフがタブレットを手に顧客へ説明を行う事も多いが、そんな時でも「ぐっと楽」のページ画面を示し、日時の空き確認をしながら、受注に結びつける事ができている。

「SSごと、LINEの公式アカウントを取得していますが、そのトップには『gogo.gs』も『ぐっと楽』も両方、大きくバナーでリンクしています。ゴーゴーラボのノウハウで、当社SSのビジネスが活気付いています」という訳だ。

広川日石が実践する gogo.gs活用法

「そもそもは私の希望で、当店はgogo.gsのマイページを持つ事になったんです」と話すのは、同SSの堀晃文マネージャー。周辺の市況は、決してゆるやかなものではないという。

「幹線道路沿いという事もあり、最安値を掲げる店も複数ある。多くのお客様も、油のプライスに敏感です。当店のLINE会員様からも以前から、『価格を常に、わかりやすく知らせて欲しい』といった要望のお声もあがっていた。リアルタイムでフレキシブルに、『見える化』を図るには、gogo.gsを活用するのが一番だろう、と思ったんです」

堀マネージャーの読みは的中し、今や同SSのページ・アクセス数は週に2,000ヒットを超える事もあるという。1SSの閲覧数としては抜きん出ている。

「おかげ様で当店はコロナの影響を乗り越え、今年度も増販を達成できました。gogo.gsの告知効果が奏功したと思っています」

油外サービスに関しては、gogo.gsの自店ページに「ネット予約はこちら」というリンク・バナーを設置。さらに、コーティングの紹介動画もページ内に貼付してある。

「動画掲載は、ゴーゴーラボさんにお願いして、セミオーダーのような形で実現しました」と堀マネージャー。SSごとに使い方の自由度は高い。

「ウチの店には、gogo.gsの発信力が欠かせないです」と実感を込める。

P.5 「デジタル 販促 実例紹介! gogo.gsがSSビジネスに有用な これだけの理由」より

【 掲載ガソリンスタンド 】

（宮城県仙台市）

（広島県東広島市）