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2023年1月26日
電気代の値上がりが連日話題に上がる中、「10年に一度レベル」の強烈な寒波。
暖房費の節約を心がけたいところですが、難しい状況ですね。
すでに電気代高騰に頭を抱えている方も多い中、先日1月23日に東京電力は、大手電力会社5社に続き「規制料金」値上げの認可を申請しました。
今年1月から、政府の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」が開始され、電気代が値引きされるようになりますが、今回の「規制料金」値上げにより、電気代は6月から再び値上がりとなりそうです。
電気代をめぐり厳しい状況が続きますが、暖房器具に使用する「灯油」の価格はどうなっているのでしょうか!?
冬の電気代には、エアコン利用も大きな割合を占めますが、寒冷地では「灯油」を使う石油ファンヒーターを利用している方も多いと思います。
電気代は値上がりしているけれど、灯油価格はどうなっているの!?
灯油価格(18L) 1年間の推移です。
原油価格の値上がりの影響を受け、一時期2,000円近くまで値上がりをしましたが、現在は1,890円台。1年前と同じ価格まで戻っています。
ただし、ガソリン補助金と同じく、灯油価格にも「燃料油価格激変緩和補助金」が適用。
補助金により、先週は1L = 15.4円(18L = 277.2円)の価格が抑制されました。
昨今の電気代の値上がりを考えると、昨年1月と同価格で購入できることが有り難く感じますが、もう少し長期間で見てみると、灯油価格は大きく値上がりしていることが分かります。
灯油価格(18L) 5年間の推移です。
コロナ禍の原油価格下落に伴い、大きく値下がりした時期もありましたが、5年前と比較すると 18L当たり 約500円値上がりしています。
灯油価格についても、厳しい状況であることは電気代と変わりません。
灯油価格も、ガソリン価格と同じようにランキングで価格比較が行えます。
ガソリン価格ランキングの油種で【灯油】を選択。
都道府県別のページを見たり、対象地域をお住いの地域に絞り込み、期間を変更してご活用ください。
灯油価格は、ガソリン価格より変動が少ないため、期間を「14日以内」「1ヶ月以内」に変更してみると、探せる店舗が増えそうです。
ガソリンスタンドだけではなく、ホームセンターなどの灯油販売のみを行っている【灯油限定】店舗も登録されています。
まだまだ厳しい寒さが続きそうですが、お得な価格で灯油を購入し、エアコンなどの暖房器具と石油ファンヒーターを併用しながら光熱費を節約して、この冬を乗り切りたいですね。
灯油の購入は、大雪などで外出できない事態に備えて、余裕を持って多めに購入しておくこともおススメします!