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2026年7月2日

原油価格が急落しているのにガソリン価格が値下がりしない理由、知ってる!?

中東情勢の変化によって、今まで通りにはいかなくなったようね。

先週6月25日~ガソリン補助金の支給額は 1Lあたり 6.0円まで縮小し、このままガソリン補助金の支給がなくても170円を上回らない日も近いのでは!?という期待がありました。
しかし、ここにきて次のようなニュースが!!
(6月29日・共同通信より)

原油価格が急落しているのに、「一定額を上乗せ」ってどういうこと?
7月よりガソリン補助金の算定方法も変更になったので、その背景や今後のガソリン価格について考えてみましょう。

6月中旬、米国とイランが停戦合意したことにより、原油価格が急落。
現在は、WTI原油価格 1バレル 70ドル周辺を推移、7月1日の終値はついに67ドル台となり、紛争開始前2月下旬頃の原油価格の水準に近付いてきました。

今年2月頃のガソリン価格と言えば、暫定税率の廃止により150円台前半を保っていた時期です。
このままガソリン価格は150円台で落ち着くか、と思ったのも束の間。イスラエルと米国によるイラン攻撃開始により、ホルムズ海峡が封鎖され、原油価格は急騰しました。

3月19日よりガソリン補助金が再び支給開始され、ガソリン価格は170円程度に抑えられるようになりました。
4月初旬には1Lあたり 49.8円も支給されましたが、その後原油価格の下落に伴い 6月25日~の支給は 6.0円まで下がりました。
このままガソリン補助金なしでも 170円を下回るのでは!?と思ったところ、石油の代替調達にかかる追加コストでガソリンなどの価格が上昇するのを防ぐために、7月よりガソリン補助金の算定方法を変更するとの発表がありました。
中東情勢の悪化により、ホルムズ海峡を通過しない代替調達が増えました。元売事業者が市場価格を上回って支払う金額が増加していくことを踏まえて、ガソリン補助金の算定方法を見直すことになりました。
中東産原油よりも高い米国からの輸入を増やしたことや、割高なスポット価格で買い入れたこと。また、3月~5月まで政府備蓄の石油が割安の価格で提供されてきたため、その差が生じてきていることなどが要因と言われています。
従来の原油よりも単価がかなり上がった原油が、7月から入ってくるらしいわ。


それで7月から補助金の算定方法が変わるんだね。
7月からのガソリン補助金は、月ごとに「調整単価」を決めて、基準価格である 170円となるように毎週の支給単価を決めます。

(参照: https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/)
7月の「調整単価」は 4.9円で、基準価格 170円となるように、毎週ガソリン補助金の支給額が決定します。
7月2日~のガソリン補助金は、4.8円となりました。
来週以降、代替調達による上乗せ分と原油価格急落による影響がどのようにガソリン補助金、そしてガソリン価格に反映するのか、追っていきたいと思います。
原油価格が急落したとはいえ、ガソリン価格が値下がる日は、残念ながらまだ先となりそうです。
え??
原油価格が値下がりしたら、ガソリン価格は値下がりするんじゃないの?