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2022/03/15 03:08

ENEOS サービスステーションアプリ

ENEOS (株)は以前から開発していたスマートフォン決済アプリを最短で今年7月からリリースします。

関係者から入手した特約店向け販促計画資料によると、ENEOS カードがスマホ決済へ移行するだけでなく
非接触決済EneKeyのデジタル化(モバイルEneKey)も同時にスタートする、との事です。
これにより、ENEOSカードのQRコード決済も可能になるだけではなく、他社提携クレジットカードも
EneKeyと紐付けする事でQRコード決済が可能になる模様です。

もちろん、ENEOSカードを含む提携クレジットカードは、カードを直接リーダーへ通して給油する事は
引き続き可能なのですが、アプリにカード情報を入力する事で、スマートフォンを持ち歩くだけで
ENEOS系列セルフSSでの給油と、カードの店頭値引き/請求時値引き/アプリ値引きが可能となります。

同時に非接触決済ツールEneKeyもデジタル化され、QRコード決済へと移行。これまで紐付けできる
ポイントカードはTカードのみでしたが楽天/dポイントカード、3種類のポイントカードから
1種類を選ぶことができる様になる予定です。これに伴い、現金給油の場合も貯めるポイントの選択肢が
広がるものと期待しています。Tカードに関してはこれまで「税込み210円=1ポイントの付与」でしたが
7月からはすべてのポイントカード付与率が「給油2Lにつき1ポイント」へ統合される予定です。

以前なら①Tカード/nanacoカード=ENEOS ②楽天ポイントカード=出光、キグナス、SOLATO
③dポイントカード=コスモ と、各元売会社で差別化がなされていましたが、ENEOSの動向次第で
ポイントカード客の争奪戦となりそうですね。

スマートフォンでの給油(QRコード決済)は昨年8月のJA-SS 、今年3月のコスモ石油に続き、元売系列では
3社目。出光はシェルパスから移行したドライブオンを給油/洗車割引ツールとして給油客の囲い込みを
行っていますが、ENEOSサービスステーションアプリの導入にともない、今後の動向が注目されます。

(注)ENEOSサービスステーションアプリに関する資料は関係者の意向により、画像がアップできません。
  ENEOS公式HPもしくはサービスステーション店頭でのPOP告知をお待ち下さい。

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