itigoni さんのメンバー情報ページ

2015/12/17 22:20

お財布に優しい?気楽な?冬・・・ガソリン110円切り、灯油50円以下に

一昔前と違い、中国の経済成長もあり、アジア市場の原油価格が日本の原油価格に直結するようになりました。アジアの市場を支配するのは中東産原油です。
その中東産原油が1月ものの取引で32ドルまで下落しました。
ところで、平成20年のガソリン狂乱価格(180円・・・原油価格147ドル)をご記憶の方も多いかと思います。この狂乱価格は、アメリカのリーマンショックに端を発した世界経済の減速により、平成21年早々に、今と同じ30ドルまで、急激に下落しました。
この時期に、ガソリンを二桁価格(96円など)で給油できたのを最後に、一度も「二桁価格での給油」の夢は実現していません。今は消費税も当時より高く、まして1ドル120円という円安の時代ですから、「二桁価格は無理」なのです。(原油価格が20ドルまで下がれば可能性はありますが)
でも、本当に久しぶりにガソリン108円の看板を見ました。灯油も平成16年以来の40円台・・・。
お隣中国の経済状態がよくない。原油の在庫がいっこうに減らないどころか増えるばかり。等々、原油価格の下落は当分続きそうです。車とストーブが必需品、かつ燃費が大幅に悪化する冬を迎えた北国では、かなり「お財布に優しい?気楽な?冬」になっています。

コメント投稿

コメントをするにはログインまたは会員登録が必要です

コメント一覧

この記事にはまだコメントが投稿されていません